冬季フォーラム2002 in 富士宮

テーマ

「学びの広がり・深まり・還元」

 〜生涯学習社会における学校と地域の融合〜


学校週5日制の完全実施、新学習指導要領による教育課程が2002年からスタートします。それにともない、「総合的な学習の時間」の新設や中学校における「選択教科幅の拡大」など、学校での学習の選択幅の拡大が図られようとしています。

このように選択学習を重視するとなりますと、教師の力だけでは対応しきれなくなり、地域に詳しい人や環境問題等の現代的課題についての専門家の支援、図書館、公民館等地域にある施設の活用が必要不可欠になってきます。

一方、社会に目を向けますと、人々は、生涯学習社会が形成されつつある中で、確実に自らの学びを広め、深めています。ただ残念なことに、その学びの成果が社会の中で還元できているとはいえません。

学社融合は、このような両局面の問題を解決する最も有効な手立ての一つです。


そこで、富士山のまち富士宮市において、学校と地域が融合して取り組んでいる富士山学習発表会を参観した後、朝霧高原野外活動センターにおいて、冬季フォーラム2002 in 富士宮が開催されました。

今年の特徴は、その活動の広がりと質の深まりもさることながら、参加者の広まりも実感できました。参加都道府県は20を超え、全体でも150名程になりました(宿泊は約100名)。また大学生の参加も6つの大学・大学院と増え、また活躍も目につきました。

 (詳細な報告もあります。各項目からリンクしてください。)

(2月3日 全体会にて)

  期  日   平成14年2月2日(土)〜2月3日(日)

  開催場所   富士宮市立市民文化会館
            静岡県立朝霧野外活動センター


  日  程  


      ^ 2月2日(土)
          
      @ 富士山学習発表会 《文化会館》     
         1) ステージ発表の部    
         2) 展示の部        
         
      A 屋台フォーラム 《野外活動センター》      
         *各団体・個人が持ち寄った実践発表を屋台形式で。


(2月2日 屋台フォーラム 富士宮第二中学校の発表)

      B 懇親会・全国せり市    


(2月2日懇親会 地元人穴名産?のにんにく味噌が競り落される!)

   _ 2月3日(日) 《野外活動センター》

      @ 全体会           

       対談 「学校を地域のコミュニティづくりの基地に!」
           
        ○対談者 ・西阪 昇(文部科学省高等教育局教育課長)
             ・藤井國利(富士宮市教育委員会教育長)
         コーディネータ 岸裕司(融合研副会長)

 


(2月3日 ビッグ対談 開催!)

緊急ビッグ対談のお一人・西阪昇文部科学省高等教育局専門教育課長より
参加されたみなさんへ感動的なエールのメッセージが届きました。   
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     ☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆
   昨日は大変有意義な会に参加させていただきありがとうございました。   
 小さな地域の片隅でも、志を高く持ち、子供や学校のために尽くしている人たち の姿を拝見し、この人たちのおかげで日本の教育が進んでいるという実感を改
 めて感じました。                           
   誰から言われてやっているのでなく、主体的自主的に集まっている、ほんとう
 にさわやかな会でした。
  どうもありがとうございました。                  
☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆
  西阪 昇
  文部科学省高等教育局専門教育課長
  (^^)(^_^)(^o^)(*^_^*)(^_-)(^-^)(^_^)v(^O^)(~o~)(>_<)(*_*)(@_@)(?_?)
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      A 分科会 

        第1分科会  はじめての学社融合(PDF形式)
         コーディネータ ○宮崎 稔
         事例発表 ○藤巻孝典 城 佐知子(富士宮市)

        第2分科会 図書館ボランティア・読み聞かせボランティアと学社融合(PDF形式)
         コーディネータ ○岸 裕司
         事例発表 ○藤尾智子(岩手県紫波街町) 
                ○松村雅子 大塚清美 近藤俊子(富士宮市)

        第3分科会  地域と共に歩む学校づくりと学社融合
               *地域行事と学校行事、青少年健全育成、学校開放等
         コーディネータ ○渡辺正親 
         
事例発表 ○土屋美智子(東京都練馬区)(Power point)
                ○城田今里 渡井康裕 佐野光雄(富士宮・人穴小)


        
第4分科会  総合的な学習の時間と学社融合(PDF形式)
              *社会教育施設との融合、地域の教育資源の学校教育への活用
          コーディネータ ○江口勝善
          事例発表 ○野澤令照(仙台市玉沢小)
                 ○大塚俊宏(富士宮市)
                 ○萩原美宏 北垣俊明(富士宮市)


(2月3日 分科会 ファシリテーターも活躍!)

      B ふれあいタイム 


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