「”やらしてくんない!”子どもたちといっしょに大手ゆめ空間」



ファシリ


 上越市・大手町小学校 「“やらしてくんない!!”子どもたちと一緒に『大手ゆめ空間』

 またまたこんにちは。私達はつい一、二週間前までは、会の名前を学校ボランティアの会、大手町
小学校・学校ボランティアの会といっていました。                      
ところが自分達が活動をしていて、どうも胸にひっかかるものがありました。というのはボランティ
アの会という名前と自分達でやっていることのズレをすごく感じていました。どうしても、ボランテ
ィアといいますと、これは単に言葉の解釈だけの問題じゃないかと言われてしまうこともあったんで
すけれども、日本ではボランティアというと奉仕とか支援、援助というイメージでとられていて、そ
れじゃあ自分達が奉仕しているのか援助しているのかというと、そうではないんですね。     
 このタイトルにありますように、やらしてくんない、これは上越の言葉なんですけれども、他から
来た方は小学生がやらしてくれないといってだだをこねているように聞こえるんですが、上越ではぜ
ひやらせてくださいという意味で、津南の大島さんのいうように手をあげにくいという奥ゆかしさも
持っているんですけれども、時々手をあげちゃうということです。               
 そんな感じでこちらの方からいろんな好き勝手を言って好き勝手にやっているんですが、ただ勝手
にやっているんじゃないかというとそうではなく、学校とも当然話し合いをしながら、多少すれ違い
になることもありながら、やってます。                           
 実は今回新たに大手ゆめ空間という名前になったんです。 と、言っていますと向こうのほうから
ですね、大手夢空間一座の皆さんが到着しているようですね。                 
 夢空間一座の皆さんお願いします。一座の皆さんこちらです。
奥ゆかしいので、なかなか来ませんが・・・・・                       


 「皆さんこんにちは。私達は大手夢空間の仲間です。私達はとにかく、楽しいことが大好きで子供
たちと一緒にいろんな活動をしています。私達の合言葉は自分のできるときに、できることをやらし
てくんないです。自分達の特技とか趣味とかを生かしながら子供たちといろんなことをしているんで
すけれども、子供たちの夢をそして自分自身の夢を大きく膨らましていきたいなあと思って活動して
います。                                         
あら、向こうから何かやってきますね。                           
人形劇の皆さんがやってきます。                              
〜音楽〜
 「ねえねえ、今年も子供たち僕達の人形劇をすごく楽しみにしてくれたよね。」        
 「そうそう、あの手作りケーキもあ〜っという間に売り切れちゃったよね。」         
 「うん、でも2年続けてやったから今度は違う劇もしてほしいってさぁ」           
 「そうだねー。今度はどんな劇にしようかなぁ」                      
 「またみんなで相談しようね。」                             
 「そうだね。」                                     
 「ところで、大手町小学校では昼休みにいろんなチャレンジクラブがあるって聞いたんだけど、 
  どんなことをやっているの」                              
 「そうね、いろいろやっているんだけど、あれ、こんなところに木の魔法使いの高橋さんがいまし
  た。高橋さんから聞いてみましょう。」                         
 「皆さんこんにちは。私の特技は増えふえやさたくさん模型がいっぱいあります。それを使って、
  子供たちにいろんな体験をさせてあげたいなぁと。それで春先にこんな竹とんぼを作りました。
  あとこちらには写真立て、自然の木を使ってはっぱや学校の周りに在るものを使っています。 
  あとこちらは杉材なんですが、これをたてて次はこれをやりたいなぁ。」          
 「いいな、いいな。僕もやりたいなぁ」                          
 「おじさん、今度僕も仲間に入れて」                           
   「うん、たくさん昼休みがあるからだれでも参加できるんだよ。待っているよー。私のほかにも,
  折り紙の上手なお母さんが、素敵なクリスマスカードの作り方やケロッピーの作り方。なんかも
  教えてくれるよ。」                                  
 「へえー。楽しそうだぁ。」                               
「大手町小学校の子供たちは昼休みに楽しいことがいっぱいでうらやましいなぁ」        
「そうだね、子供たちも楽しんでいるけど、実は大人達もたのしんでいるんだよ。うれしそうにやっ
ている子供たちの顔を見ていると、今度が何を教えてやろうかなぁなんてまた夢がたくさん膨らんで
いくんだなあ。                                      

「こんなふうに大手町小学校では昼休みの空間がとても楽しい空間です。最近子供たちが何がやりた
いかということでアンケートを取ってみました。                       
〜音楽〜
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そしたらね、子ども達いらっしゃーい。                           
「私は押し花でしおり作りをしたいなぁ」                          
「私は編物したいなあ。」                                 
「ぼくは、キャンプ!」                                  

おやおや子供たちの夢はどんどん膨らんでいきますね。まだあるの?」             
「カラオケもしたいなぁ」                                 
「ケーキ作りもしてみたい」                                
「スケートも!」                                     
「わぁ、こんなにたくさんあるんだ。」                           
 こんなふうに子供達の夢を実現させるために、私たちならこれなら出来そうと思うものをそれぞれ
取組んでいこうと思っています。来週からは子供たちのリクエストに答えて、指編み教室も開かれる
事になりました。このほかにも私達の仲間はそれぞれの趣味や特技をいかして、ガーデニングや校内
の掃除、コンピュータ、化学実験、図書の読みきかせなど、子供たちと共に楽しんでいます。また授
業参観の日にはおしゃべり広場も開いて、保護者の方々が自由になんでも話せる、お茶のみの会もあ
るんですよ。                                       
 現在、私達ゆめ空間には仲間が23人ほどいます。今年から地域の方をということで、地域の方が
来てくださって将棋を教えていただいております。これから広く地域の方々にも呼びかけて私達とよ
り多くの人々の夢が実現する空間になったらいいなぁと考えております。            

 ここにおいでの皆様も子供たちと何かいっしょにやりたいなぁと思っていらっしゃる方がもしおり
ましたら、どうぞ私達の仲間に入ってください。お願いします。                
〜音楽〜
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