「学校ビオトープの取り組みと今後」



ファシリ


    <新潟市・沼垂小「学校ビオトープの取り組みと今後の課題」>         

 皆さん、こんにちは。沼垂小学校PTAの佐藤と申します。よろしくお願いします。   
私達は学校ビオトープというものを、新潟市のモデル事業というところであたりましてつくっ
たわけです。これが今でているものがですね、ビオトープのほんの一部なんですけれども、こ
れは文化祭のときにめだかとかあるいはたにしとかいろいろな生物を放して子供たちから地域
の人にこういう生物はここでは生育しますよ。という形でアピールしたところなんです。  
とりあえず今学校ビオトープにつきましては、最初は与えられたものというのが我々のスター
トだったんでございますけれども、実は沼垂小学校ビオトープを作ってそれを運営するような
下地があったということでまず最初にそれを先に申し上げたいと思います。        
 まず学校ビオトープを作るにあたりまして、学校の職員の方が熱心かどうかというのが一番
ポイントだと思うんですけれども、実は地域でも非常に熱心な先生がいらっしゃったと。  
たまたま地域の中にですね、学校ビオトープ協議会という組織活動をしているところがござい
まして、そちらに加盟していまして、他にも保護者の方も加盟していまして、その協議会何人
いるか私も把握していないけれども、その先生と保護者同時に参加していたという背景があっ
たんです。それと沼垂小学校というのはかなり広い敷地を持っておりまして、グラウンドでは
正真正銘100mの走路が取れるというくらいの広いグラウンドを持っているということで、
敷地としても確保できる、さらにあの沼垂小学校の周辺というのは実は河川に囲まれた敷地だ
ったんです。敷地といいますか、エリアだったんですね。最近は道路とかあるいは非常に水辺
が隔たった状況になりまして、あまり子供たちが接触出来なくなりましたけれども、そういう
地域性があったという点で設けられたんじゃないかと思います。             
今回の学校ビオトープの位置付けとして私達がいま考えているのは、学校として考えた場合は
子供たちへの環境教育の場という事で取り上げられている。それから子供たちにとっては、ま
ず自然や生物とふれあいの場。要はそこで遊べる楽しく遊べるという点で、非常に子供たちに
とっては喜ばれている。それから私達地域という点でみますと、実は沼垂小学校というのは非
常に昔から緑深いということで学校周辺は地域から非常に親しまれていたという背景がこざい
ました。自然豊かな学校を復元するというんで、期待されたという点でございます。    
 この沼垂小学校の自然を求めたというのは、もともと古い130年の歴史があったんですが
現在いる子ども達は全て地域にすんでいるんですよね。その子ども達も全部地域の人として沼
垂小学校に関わっていける、またはるか昔に卒業した人も一緒に関われるという点で、この学
校ビオトープというのが活用できるなぁというふうに思っています。           
で、このビオトープ、どうするかと、いま検討している最中なんです。とりあえず、生き物を
放して施設も作りましたけれども,この周辺の植性とか、さらにはこの場所に生物がよってく
る。そういうところ、どういうような形になるかを、そういうことについて考えていかなけれ
ばいけない。あるいは、その管理方法を考えていかなければいけない。これから検討していか
なければならないと思いますし,ここ全体が地域の憩いの場になってきている、周辺は公園が
少ないというのもあるんですけれども、学校が公園化してくるということで期待するのとさら
にはそのビオトープというのが、ビオトープがあると、話題性も出ているということで、更に
多くに人に知ってもらえるように情報提供していきたいと思っております。        
 そのようなことで、今現在活動しているまだ進行中なところでということでございます。 
まだ結果出てはおりません。以上でございます。あと村山先生の方からちょっとお話をさせて
ください。                                     

新潟市沼垂小


 沼垂小学校の村山と申します。ごめんください。                   
今ほどの学校ビオトープの話しは市役所の方から話しがあったので行政が主導していただいて
それをきっかけで学校が、いまPTA会長の佐藤さんが保護者プラス専門家の方、プラスまた
保護者ではない地域の方も今参加して一緒にこれからやろうとしています。        
学校は割と保守的で地域の望むことをあまりしない傾向があるんですけども、そういう中で行
政が入ってくると、割とパイプ役になってうまく行くという事例だと思います。この他にも、
実はこの佐藤会長さんは国際交流ボランティアで先日もオーストラリアの方が学校に交流に来
られて簡単な交流でした。 保護者が何でもボランティアで、保護者が地域のサークルに入っ
てうまく学校に取り入れるパターンがあり、私ある組織に入っているもんで学校で清掃するこ
とがあるんですが、そのときに保護者だけでなく、その環境団体の人も応援に呼んで来ていた
だいたということがあります。 そのほか、いくつか事例があるのでビオトープの話を交えな
がら紹介したいなあと思っていますし、今後の在り方について皆さんから貴重なご意見をいた
だければと思います。よろしくお願いいたします。                   


新潟市沼垂小