「潮の子たちと共にチャレンジ!サマーキャンプ、漁港壁画製作」



ファシリ


<青海町・市振小学校「『潮の子と共にチャレンジ!!』海の子サマーキャンプ 市振漁港壁画作成>

 ごめんください、2度目の登場となります。市振小学校は、新潟県の東端に位置しまして、富山県と
の県境にあります。全校生徒38名の小さな学校です。昨年の夏、潮の子、潮の子とは市振小学校の児
童の呼び名です。浜辺の学校らしい児童の呼び名だと思います。その児童の潮の子らと一緒に活動しま
した取組みをスライドをもって紹介させていただきたいと思います。               
 〜スライド紹介〜                                     
まず、タイトル画面ですけれども、これは昨年潮の子供に市振漁港の方で壁画を作成した一場面です。
続きまして,昨年夏、市振小学校を舞台にして公民館PTAと共催という形で潮の子サマーキャンプを
開催いたしました。サマーキャンプの開催のきっかけは学校でトレセン、また公民館で夏の子供会キャ
ンプを開催してきたわけですが、諸事情により中止が重なりまして 親御さんの中からやっぱり夏はキ
ャンプやりたいねー。ということでPTAの有志が立ちあがりまして、PTA公民館共催という形で企
画立案からやりまして、6、7月に学校の土曜日の休校日を利用しまして、6月にはそのテント設営の
練習、7月には飯盒炊飯のかまどおこしなどや火おこしなどを行ないまして、本番に望みました。  
この風景は浜辺でのテント張りの風景です。続きまして、この場面は市振小学校は校舎の裏手に市振漁
港が控えていまして青海漁協の組合員さんの協力によりまして、船を三隻チャーターいたしまして、天
下の嶮、親不知の海上遊覧をしているところです。この行事はもう過去10年以上も続いておりまして
夏の行事となっております。これは市振海岸の海水浴の風景です。潮の子にとっても,学校にもプール
がありまして、なかなか日常的に海で泳ぐ機会が浜辺の子でもないわけで、やっぱり海で泳ぐことが一
番楽しみでありました。これは同じ場面でのスイカ割です。後姿になっているのは、市振小学校の高橋
校長です。この風景はお母さんと一緒にキャンプの夕食のカレー作りということで、ランチルームでみ
んなで調理している風景です。これは、学校でのグラウンドでお父さん方が一緒に飯盒炊飯をしている
ところです。続きまして、かまどをごらんになっていただきたいんですけれども、このかまど、お父さ
んの手作りで毎年2個ずつ増えていってしまいには何個になるか予想もつかないんですけれども、こう
したかまど作りに始まるのが市振小学校のキャンプの特徴です。これがカレーが出来あがったところで
皆さんカレーを食べています。この絵は夕食の場面ですけれども、このキャンプを開催するに当たりま
して、中学校や地元の市振保育所の方にも声をかけまして、保護者や中学生そして保育所のお子さん方
が集まりまして、グラウンドに100名以上の人が集まりました。炊いた、飯盒炊飯のご飯がたりなく
なってちょっとあせった場面がありました。グラウンドみてください。、グラウンドに大きなえのきが
ありまして、グラウンドに木のある学校というのは市振小学校だけだと思うんですけれども、これも特
色ある学校だと思います。これはあの火の神でキャンプファイヤーの当日、聖火取りになった人で、こ
の方も村の駐在さんなんですけれども、毎年あのどういうわけか駐在さんが聖火長をやっていただいて
この方も保護者の方で今年赴任したばかりなんですけれども、聖火長の役をやっていただけませんかと
言ったら二つ返事で返事をしていただきました。独自の衣装は奥さんと一緒になって相談して聖火長の
コスプレをしてくれました。それからこれはキャンプファイヤーの終わりに5年生の、6人しかいない
んですけれども、5年生がそれぞれの思いをキャンプファイヤーのもとに語ってくれました。    
市振小


次に市振漁港の先ほどの壁画の作成についてご紹介いたします。これはキャンプ当日8月5日です。 
午前中のほうに保護者の方が漁港に出まして、下絵塗りの作業を行ないました。真夏の日でありまして
お母さん方は日焼けしたらどうしようとずいぶん文句もいいましたが、こうやってただ一つ塗っただけ
ですけれども、遠目に一つ塗っただけなんですけれども、こうした白いキャンパスができあがりまして
ただ塗っただけでも満足,優越感を得る事ができました。                    
さて、本題になりまして壁画に何を書こうかということになりました。学校の方でゆとりの時間を活用
していただきまして、子ども達に図工の布川先生という方なんですけれども、授業をもっていただきま
して、子供たちに何を描きたいかを投げかけました。子供たちとテーマを決めました。テーマとしまし
ては、魚たちのオリンピック、運動会、ダンス等があがりまして、魚たちの音楽会というのが決まりま
した。その子供たちの個々の魚たちの音楽会ということで、38匹の魚、海の中の生き物を書いていた
だきまして、各々が、魚たちに楽器を持たせましたて、こうして基となるデザイン画をやりました。 
これは10月4日、本塗りの前の下塗り作業です。前もって大きなマスメを書きました。子供たちがマ
ジックインキで下書きをしまして、続いても同じです。最初は子供たちはこの大きなキャンパスにどう
やってかけるのかと不安でしたけれども、子供達というのは不思議なもので、自分の絵をちゃんと自分
の絵らしく描くことが出来ました。これは10月28日、本塗りの作業です。親子総出でペンキ塗りの
作業を続けました。次も同じ作業です。最初子供達のハケ使いが心配だったんですけれども、大人より
もうまく自分の魚をちゃんと自分の色を決めて塗る事が出来ました。これが全体の出来あがりです。 
そこで、描き始めて一番ネックになったのが、そこの資金の問題なんですけれども、PTAと校長先生
の最初の話では4、5万円でできるよという話しだったんですけれども、いざペンキ屋さんに相談しま
すと、20万円からの費用がかかりました。そこでどうしようかと思案していたところ、青海町の方で
まちづくりチャレンジ事業という支援事業がありました。PTAの方で応募すると、50万円の補助を
得る事ができまして、3年計画でこれからもあと今年と来年と続けていこうと思っています。    
 以上簡単ではありますが、潮の子キャンプということで発表を終わらせていただきます。     
ありがとうございました。                                  


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